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May 24, 2026

TSKaigi2026 に参加してきた ✈️

日記

TSKaigi2026のエントランス。

どうも、平成一桁ガチジジイです。この度人生初の技術系カンファレンスの現地参加をしてきました。
インドアを極めし僕にとってはとても貴重な経験になりました。楽しかったと同時に、運動不足が祟ってめちゃくちゃ疲れました。

いつか別のカンファレンスへの興味が出た際にこれを見返して何かの意思決定に使えるかもしれないという思いもあり、参加の経緯とか当日の行動とか、日記的につらつら書いていきます。

技術イベントの参加に関するノートなのにカテゴリが「日記」なのはイベント当日で何を感じ、どう過ごしていたのかみたいな僕の生態系の記録がメインであり、セッションの内容(技術的なトピック)にそこまで触れないつもりだからです。
セッションの内容から気になった情報をまとめるみたいなことは、ちゃんとカテゴリを整理して別のノートとして別途改めて書くかもしれないです。

イベント情報

イベントページ: 2026.tskaigi.org
開催日: 2026/05/22(金), 2026/05/23(土)
会場: ベルサール羽田空港

参加の経緯

技術カンファレンスに対しては今までも気になっていたことはありつつも人見知りを理由に無意識に遠ざけているみたいな、そんな感じでした。

現在僕が所属している株式会社SmartHRはTSKaigi2026においてSilver Sponsorとして当選しており、スポンサー活動を一部手伝うことになったのが現地参加のきっかけにもなっています。
当日参加者向けに配布されていた以下の配布物の企画段階にちょっとだけ関わらせてもらっています。

SmartHRのクリアファイルとチラシ。

作ったものが参加者にどう届いているのかとか、実際現地で読まれたりするもんなのかなとか、色々気になってしまったので「どうせカンファレンス自体も気になってたし現地参加も申し込んじゃえ」ということで参加することになりました。

tacona’s タイムテーブル

TSKaigi2026の僕のタイムテーブル。結構みちみちに組んでいる。

今回はこんな感じのスケジュールで参加しました。

羽田空港での開催に合わせてか、タイムテーブルのUIが空港の時刻表みたいなデザインになっていてめちゃくちゃ可愛かったです。
作成したタイムテーブルをURLで保存したり、他の人にSNSやQRコード経由で共有できたり、👆に添付しているように画像形式でダウンロード出来るようになっていたり、機能面もとても丁寧に作られていて非常に使い勝手がよかったです。

元々は埋められるところは時間いっぱいに組んでいたんですが、ブースも少しくらいは周りたい気持ちもあったのと同僚と話したりする時間も欲しかったので少しだけ余白を作りました。
ブースを見る時間や休憩をする時間など、セッション以外の観点でもちゃんと組まないとなという感じでした。
僕は結構貧乏性みたいなところがあるので、セッションを埋めれるのであれば埋めないと損みたいな思考になりがちで次回以降も気をつけないとなと思っています。

(それはそれとして、前日になってようやくスケジュールを組んでいたので前提としての僕の計画性がおしまいという話もあります)

セッションの感想

※このノートにおける数少ない技術文脈の感想コーナーです

今回、TypeScript 7.0を控えていてコンパイラがJavaScriptからGoに移行される大きな変化を迎える時期だったこともあり、コンパイラやパーサー周りの検証や技術共有をしているセッションがとにかく多い印象でした。
基調講演であるMicrosoftのJake Baileyさんによるセッション(TS 7: How We Got There)もなぜGoを選択したのか?といった話題を扱っており、それだけ大きな変化なんだなと改めて感じることができました。
公演中はライブコーディングのシーンもあり、VSCodeのコンパイルがTS6(JavaScriptによるコンパイル)とTS7(Goによるコンパイル)でどれほど差が出るのかを体験できるような魅せ方もしてくれており、その速さの違いを見せつけられました。

僕はコンパイラとかパーサーといったアプリケーションレイヤーより更に深いレイヤーの知識は結構薄めな自覚があるので、こうしたトピックを扱うセッションは結構理解が追いつかない部分も多かったです。勉強不足…
初めてのカンファレンスでどういうレベル感のトークを聴くことになるのかを把握してなかったのもあるんですが、想定した数倍は専門的な話が出ていてもっと事前にキャッチアップとかして備えないと現地でちゃんと理解しながら聴くことはできないな…とやや反省をしていました。

その他にも、AI活用関連のセッションもあれば、Oxc周りのセッションも結構見かけました。
Oxcについても、tsgolintの登場でType-Aware Lintingあたりの関心が強まっていることに起因していそうな雰囲気なんだと思います。
実際、Oxlint, tsgolintを使ってどうにか型検証を含むカスタムルールを導入しようとしているセッションもあって、勉強になるなぁという感想以上にスピーカーの技術的関心の強さに驚いていました。

あとは、型でいうとBranded Typesの話題はすごく多かった印象があります。この二日間で一番聴いた型かもしれない。
Branded Types自体は数年前から既に用いられているもののようなので、今回のイベントで聴く頻度としては少し意外性を感じていました。
(以前の開催時の内容を把握していないので、今回に限って多かったのかどうかはわからないですが…)

愛知県民、東京で初の矢場とんを食べる話

※肝心のご飯の写真を撮り忘れたので、矢場とんのキャラクター「ぶーちゃん」をお納めします。

矢場とんのぶーちゃん。

事前に調べている感じだとランチは弁当orランチチケットを選択するという案内があって、僕は偏食なので普通にランチチケットありがてぇ〜〜と思っていたんですが、案内の誤り?があったらしくランチチケットは弁当が不足した場合の補填枠っぽくてもらえませんでした。
とはいえ冷静に考えてみるとみんながランチチケットに群がれば弁当が余ることになるし、そうなると確実にフードロスを生むのでスタッフの判断は間違いなく正しいなという気もしました。

その時は6人くらい集まっていて会場でまとまった席を確保できなかった的な理由もあり、そのまま近くにあった矢場とんに行きました。

僕は愛知出身であるものの名古屋の矢場とんに行ったことがなく、なぜか「愛知県民が名古屋発祥の矢場とんを東京で初めて食べる」という奇妙な現象が起きました。というか、矢場とんって愛知県外に店舗あったのね…。
美味しかったんですが、僕はトンカツは衣がしゃびしゃびなのがあんまり得意ではないので適宜浸けて食べるタイプのやつにしました。しかもソースは味噌じゃないやつばかり浸けて…(これが矢場とんデビューと言えるのか????)

ただ、僕の隣で食べていた同僚はモンゴル岩塩と青じそおろしという、もはや味噌のみの字もないたれをオーダーをしていたので『味噌じゃないトンカツを矢場とんで食べる奴』が最低2名存在していたことになります。ぶーちゃんが見たら泣いちゃうかもしれない。

同僚の登壇

僕が一番見たかったのはDay.2 11:40 ~ の10分セッションでの同僚のなべちゃん(@nabeliwo)の登壇で、これを無事に見届けることができたのが一番嬉しかったです。
React の props は値の集合ではない — UI の状態を宣言するコンポーネント設計登壇資料

弊社から参加している現地メンバーもみんな前の席で集まって応援している感じがとてもよかったというか、こういう風景を見て本当にいい環境で仕事ができていて嬉しいなという気持ちになったりしていました。
登壇内容もPropsのよくないパターンからどういう設計を考えていくかをシンプルなサンプルコードを用いて解説されていて、めちゃくちゃ勉強になる〜〜という感じでした。登壇資料だけでもしっかり意図が伝わるスライド構成になっているのでみんな見てほしい。
そして最後にしっかり事後勉強会の宣伝をする抜かりなさ。したたかさにリスペクトしかない。

その後はnabeliwoさんのAsk the speaker(別室で登壇者に質問とかできる時間)が終わるのを待機しつつ、合流後にRightTouchトラックの空きテーブルで二人してハンバーグ弁当を食べながら雑談をするという穏やかな時間を過ごしていました。
登壇の緊張感から解放されたなべちゃんのなんと穏やかなことか。

元同僚の登壇

次点で、前職の同僚のinfixerさん(@ryo__kts)も登壇していたのでこちらも必ず見たいと思ってマークしていました。
inferと仲良くなる10分間登壇資料

冒頭で「infixerがinferと仲良くなると言っていて紛らわしいけどinfixerと仲良くなるわけじゃないので」みたいな小粋なジョークを入れていて会場がウケてました。メンタルが強い。
僕はinfixerさんとは仲良くできている(と思っている)のでinferと仲良くなることだけを考えながらセッションを聞いてました。

infer、業務で必要になるケースにあまり遭遇していなかったこともあって知ってるけど詳しくないみたいな状態のまま過ごしていたので改めて認識できるいい機会でした。
アイコンを適切にツリーシェイキングした状態で利用するための型によるガードレールの設計を実例として紹介していてやっぱこの人すげぇや…となりました。僕が同じシチュエーションで型で何とかする発想になるかというと多分ならなくて、なんやかんや運用でカバーみたいな結論を取ってしまうかもしれないと思いながら見ていました。

Day.2の午前中のセッションの合間や懇親会でたくさん話せたのでめちゃくちゃ嬉しかったです。
前職以来会っていないはずなので5年以上ぶりであることは確実で、それだけ経つと積もる話も色々あるわけで。
今は転職は考えていないけどinfixerさんの職場(タイミーさん)も楽しそうだな〜〜という気持ちになりました。

フェイスペイントを(手の甲に)描いてもらった

技術系のイベントでネイルとかフェイスペイントみたいなブースがあるのが個人的には衝撃だったんですが、せっかくの機会なのでフェイスペイントを腕にやってもらいました。(マスクをしていたので顔だと隠れちゃいそうで…)
Day.1はネイル、Day.2はフェイスペイントという感じで、本当はネイルもやりたかったんですがDay.1の時点ではどちらも16時までということを確認していなくて16:20までのセッション終了後に向かったらもぬけの殻になっていました。悲しい…

ペイントを担当してくれた方が気さくに話しながら描いてくれて、その方曰く僕の手は(おそらく形状が)めちゃくちゃ綺麗らしいです。やったぜ。
その流れで子供の肌が一番もちもちで描きやすいみたいなことも聞いたのでうちの5歳の子供ももちもちで羨ましいんだよな〜みたいな話をしたところ、その方も5歳のお子さんがいるらしく謎に育児トークで盛り上がるみたいなやり取りも発生しつつ5分ほどでペイントが完了しました。ペイントしてくれた方、あの時はペイントと楽しい対話をありがとうございました。

仕上がりがコチラ。

左手の甲にtsとTSKaigiのロゴを描いてもらっている写真。

めっちゃかわいい〜〜〜〜。
ウェットティッシュや水洗いで簡単に落ちるとのことで、当日限りで楽しめるペイントとしてすごく手軽に楽しめました。

ネイル、やりたかった…(悔)

セッションと懇親会の狭間

最後のセッションから懇親会の開始までは1時間20分ほど時間があり、その間に羽田第3ターミナル5Fにあるガチャワールドを中心に商業施設をぶらぶら歩いてました。
最近BLACK RABBiTシリーズに密かにハマり始めていて、これのほしいシリーズがないかを探索したくて〜〜みたいな感じで同僚を巻き込みました。結果としてはほしいシリーズどころかBLACK RABBiT自体ひとつもなくて徒労にはなりましたが、懇親会までだいぶ時間が余っていたので普通にいい散歩という感じでした。

羽田ターミナルの通路にある藤の花のビジュアルが遠目に葡萄にしか見えなくて「えっ!葡萄めっちゃ綺麗!!!」って感動していたのを見ていたnabeliwoさんに「藤では?」と冷静に指摘されて学の違いを見せつけられてしまいました。

藤の花が店の外観に綺麗に吊るされている画像。

あぁ、藤だ。でも遠目だと本当に葡萄に見えたので羽田第3ターミナルに来た人は探してみてください。

そういえば、この時間帯にターミナル付近にあった「ご自由に弾いてくださいピアノ」でTSKaigiのスタッフTシャツを着た人で意味わかんないくらい上手い人がいてあれはなんだったんだ…というのが今でも気になっています。
懇親会の後の帰宅時はサラリーマン姿の男性が同じようにピアノを弾いていたんですが、こちらも意味わかんないくらい上手かったです。

懇親会、奇跡的にちょっと社外の方と交流をした話

人見知りレベルがカンストしているので懇親会で話せる自信はなかったものの、この機会を逃すと次いつこういう場を経験できるかわからなかったので勢いで参加を申し込んでいました。
とはいえ、基本的には👆の登壇者2名(nabeliwoさん、infixerさん)と話すみたいなことをずっとしていた気がします。自分の社交性の無さがつらい…。

偏食レベルもカンストしてしまっていて懇親会も主菜で食べられるものが少なくて、申し訳ないと思いつつ開始10分足らずでスイーツを食べ始める奇行を堂々とやってのけていました。

スイーツ。

(偏ったものばかり食べて他の人がそれを食べられる機会を奪うのは嫌だったので、結果的には寿司2皿と👆のケーキ3つくらいしか食べてなかったです)

その後、nabeliwoさんの後続で登壇していた方(unerubyさん)とnabeliwoさん経由で話すタイミングがあり、全ての勇気を集中させXの相互フォローという繋がりを形成できました。
会場で色々話をしてもらっただけでなく、弊社の事後勉強会を社内の同僚に勧誘しておくみたいな協力までしていただけてありがたすぎました。これからよろしくお願いします🙏!

ブースを少しだけ見た話

業務でも利用しているCodeRabbitさんのブースでキーキャップを配布している噂を聞きつけていて、それはちょっと普通にほしいと思って寄ってきました。

僕の部屋のショーケース。カービィのフィギュアの前にCodeRabbitのキーキャップが置かれている。

会場で「もらった!!」みたいな写真を撮ってポストをしていないのが如何にも僕らしくて、自宅の安全な空間でディスプレイしたものを貼っています。
キーキャップがめちゃくちゃ可愛くて愛着が湧いてきたので、もっとプロダクトを活用しようというモチベーションが湧いてきました。(単純)

他にも、カオナビさんやトキウムさんなど一部のブースにも寄ることができました。
トキウムさんのブースでもらった足を冷やすシートは日曜日の午前中に足を癒すために使いました。2日間のイベントでの疲労蓄積に対する配慮というノベルティの設計がすごく印象に残っています。

ひとつだけ終わってから結構後悔していることがあって、Findyさんのブースにはちゃんと行けばよかったなという気持ちをずっと引きずっています。
業務で使わせて頂いていて月次で運用サポートなどもしていただいているのでご挨拶くらいは…と思っていたんですがちょっと勇気が足りてなかったです。

せめて次回の打ち合わせに👆を話題のひとつとして伝えておこういう決心をしています。

イベント全体の感想

振り返って見ると学びも多く、参加前の想定以上にとても楽しめました。
幸い同僚に現地参加組が複数名いたおかげで一切の孤独感もなく過ごすことができていました。

すごく印象的だったのは現地のスタッフの体制や進行のスムーズさで、あれだけの機材や参加者がいるイベントにも関わらず大きなトラブルもなく完走しているところが本当にすごすぎると感じました。
時折スライドの表示トラブルが発生するみたいなことはありましたが、復旧も早かったため僕が観測できている範囲ではこうした機材トラブルが原因でスピーカーの尺が削られるとか、スケジュールを押すみたいなことにもなっていませんでした。どうやってやっているんだ…

コミュニティを支えたいという前向きな気持ちでこうしたイベントを盛り上げてくださる関係者の方々にこの場でひっそりとではありますが御礼申し上げます。本当に楽しかったです。

今回の会場は自宅からは片道2時間近く掛かるので2日連続でイベント参加とこの往復をするのだけ、僕の体力的にちょっと大変でした。
「ホテルを取ればいいだけでは?」という話ではあるんですが、東京のホテルの金額を直視する勇気がなくて無意識に選択肢から外れてました。
埼玉在住なので「通おうと思えば通える」みたいな状態でもあるし、そうなるとなかなか宿泊を決意するのって難しいんですよね。絶対高いし…


とても密度の濃い時間を過ごすことができてとても新鮮でした!
次回開催までに体力と社交性と技術力と計画性と人脈と余裕が欲しい!!!!!!(強欲)